ギター・ベース用プログラマブル・スイッチャー/ループ・スイッチャーおすすめ20選
ギタリストなら誰しもが一度はあこがれるエフェクターボードシステム。
今回はメーカー各社から発売されている、プログラマブル・スイッチャー、ループ・スイッチャーの特徴をまとめてみました。
もくじ
- プログラマブル・スイッチャー、ループ・スイッチャーとは?
- よく出てくる用語解説
- おすすめスイッチャー
- BOSS(ボス)|ES-8
- PROVIDENCE(プロビデンス)|PEC-2
- PROVIDENCE(プロビデンス)|PEC-04
- Custom Audio Japan(カスタムオーディオジャパン)|Loop And Link Ⅱ
- Custom Audio Japan (CAJ)(カスタムオーディオジャパン)|MIDI & Audio Controller RS616
- One Control(ワンコントロール)|Iguana Tail Loop2 -5Loop with Tuner Out-
- One Control(ワンコントロール)|Crocodile Tail Loop OC10
- One Control (ワンコントロール)|Chamaeleo Tail Loop MKII
- VOCU(ボーキュ)|Magic Switching Station (4ch Serial/Parallel Loops with 8 Program Switcher)
- Noah’sark(ノアズアーク)|PTBS
- Noah’sark(ノアズアーク)|TBSW
- Free The Tone(フリー・ザ・トーン)|ARC-3
- Free The Tone(フリー・ザ・トーン)|ARC-53M
- Musicom LAB(ミュージコム・ラボ)|EFX MK Ⅳ
- Musicom Lab(ミュージコム・ラボ)|EFX LITE 6M
- GigRig(ギグリグ)|G2
- GigRig(ギグリグ)|QuarterMaster QMX 6
- GigRig(ギグリグ)|Pro-8
- ROCKTRON(ロックトロン)|PatchMate Loop 8 Floor
- ROCKTRON(ロックトロン)|PatchMate Loop 8
- 最後に
プログラマブル・スイッチャー、ループ・スイッチャーとは?
プログラマブル・スイッチャー、ループ・スイッチャーとはエフェクターやアンプの切り替え(オンオフ)を行うための機材で、多数のエフェクターをループ接続できるように多数の入出力端子を持っています。
通常、2つ以上のエフェクターを同時に使う場合、音色の切り替えはそれぞれのエフェクターをオンオフする必要があるのですが、スイッチャーがあればそれらをまとめて操作することが可能になります。
曲に応じてさまざまな単体エフェクターを使い分ける必要のあるギタリストやベーシストにとって、そのメリットは計り知れません。
- 足下をスッキリさせて音色切り替えをスムーズ・簡単にしたい
- エフェクター複数を同時に切り替えたい
- エフェクターとアンプのON・OFFを一発で切り替えしたい
- たくさんエフェクターを繋ぎたいけど、トラブルや音の劣化を少なくしたい
このようなことを解決できるのが、プログラマブル・スイッチャー、ループ・スイッチャーなのです。
国内外あわせて、さまざまなメーカーからたくさんの機種が登場しています。
よく出てくる用語解説
バッファ(buffer)
インピーダンス(抵抗)が下げることで、よりクリアな電気信号が流れるようになります。
各社スイッチャーではこれをオンオフできる機能が搭載されているものがあります。
トゥルーバイパス
スイッチャーに繋げているエフェクターがオフの時に内部の回路を通さないバイパス方式です。
こうすることで多数のエフェクターを繋いでも、ノイズや音の劣化を防ぐことができます。
SEND
信号を送る端子のこと。
スイッチャーで接続する際のほとんどの場合、エフェクターのインプット端子に繋ぎます。
RETURN
信号を受ける端子のこと。
スイッチャーで接続する際のほとんどの場合、エフェクターのアウトプット端子に繋ぎます。
ループ(Loop)
輪という意味。
「SEND」から出力された信号が外部のエフェクターを通って再び「RETURN」に戻ることから「輪(ループ)」に例えられます。
シリアル接続(直列接続)
エフェクター同士を直列に接続すること。
パラレル接続(並列接続)
エフェクターの音声信号を並列に接続すること。
通常はエフェクトを通る前の信号(ドライ音)とエフェクトを通った信号(ウェット音)に分けて信号を取り出す接続のことです。
MIDI
国際標準となっている電子楽器の規格のことです。
MIDI端子が搭載されているものであれば、チャンネル切り替えや、エフェクトループのON・OFFなどを対応機器からコントロールできます。
参考:MIDIが良く分かる。バンドマンのためのDTMの基礎知識
DC9V
エフェクターに接続する電源のことです。
おすすめスイッチャー
BOSS(ボス)|ES-8
市場価格 75,600円(税込)
8ループ(プラスでボリューム・ペダル接続用追加ループ)のスイッチャーです。
「自由に接続順を入れ替えられる」
「独立してオンオフができるバッファ回路をインプットとアウトプットにそれぞれ装備」
「800パッチ・メモリ、パッチのネーミングも可能」
など独自の進化を遂げ、ついに登場した注目度の高いシステムです。
音の劣化は最小限に抑え、エフェクターの機能を最大限に発揮できます。
ルーティングのパターンを自由に入れ替えることが可能なので、順番に繋ぎ替えなくてもエフェクトボードのレイアウトはそのままでOKです。
PROVIDENCE(プロビデンス)|PEC-2
市場価格相場 79,800円(税込)
日本のプロミュージシャンにダントツで支持されているスイッチャーです。
ループ1~5まではシリーズ(直列)接続、ループ6~8までは完全に独立したループになっており、リンクモードやリモートモードではもう一台のPEC-2を接続し、外部からの操作や拡張が可能になります。
最大の特徴は「使い方の自由度」ではないでしょうか。
あらゆるギタリストのサウンドシステムに対応します。
音に対するこだわりがしっかりと設計に生かされています。
PROVIDENCE(プロビデンス)|PEC-04
市場価格相場 31,320円(税込)
スイッチャーのよいところだけを凝縮したようなシステム。
ループ1からループ3まではシリーズ(直列)接続、ループ4は完全に独立したループになっています。
4系統のDC9V出力も備えているので、よりコンパクトにエフェクトシステムを組みたい場合に最適です。
Custom Audio Japan(カスタムオーディオジャパン)|Loop And Link Ⅱ
Custom Audio Japan (CAJ) オフィシャルウェブサイト
市場価格相場 30,240円(税込)
コストパフォーマンスに優れた5つのループを6プリセットするシンプルなループシステム。
バッファのオン・オフを外部からできるようにして、システムを組んだあとでも音が聞き比べられる設計になっています。
660gと軽量なため、持ち運びの際にも負担を軽減できます。