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エレキベース初心者のための練習曲

ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。

実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。

バンド・アンサンブルの中でグルーブを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。

ぜひ挑戦してみてくださいね!

エレキベース初心者のための練習曲

FatlipSUM41

ノリのいいSUM41の楽曲です。

バンドで合わせると最高にかっこいいです。

休符に気を付けて出す音、止める音のメリハリを付ければ良い感じに仕上がると思います。

後はノリ重視で頭を振ったり、ジャンプしたりして弾く練習もしてみましょう。

焼け野が原Cocco

フレーズを覚えるという感覚を養うにはこのような楽曲が良いかもしれません。

4分音符4つを半音ずつ上昇下降するので他のパートとの音の兼ね合いやベースの役割を認識できると思います。

弾くこと自体はそれほど難しくないのでベースという楽器の音の役割に意識してください。

花葬L’Arc~en~Ciel

ラルクからは花葬です。

ぶっちゃけ少し難しいですがラルクの曲の中ではまだ易しい方かと思いました。

歌うように練られたベースラインは今後自分でベースラインを作る上で勉強にもなります。

難しいですがチャレンジする価値は十分あります。

Don’t CryGuns N’ Roses

最近オリジナルメンバーが復活したガンズアンドローゼズ。

スローバラードです。

オリジナルは半音下げチューニングですね。

半音下がると雰囲気ががらっと変わります。

この違いを知るのもいい経験ですね。

スローな曲はテンポキープが重要です。

サビで盛り上がりすぎて、ベースが走らないように周りと合わせましょう。

ワダツミの木元ちとせ

独特な歌い方の元ちとせの知名度を上げた1曲。

ベースラインは特に難しい部分はなく、パターンが同じなのですぐ覚えて弾くこともできます。

ベーシストに大事な部分のキープ力を養うにはいい練習曲になると思います。

リズムがふらつかないように、特にボーカルとスネアを意識して弾きましょう。

No NewYorkBOØWY

日本のロックシーンに残り続ける伝説的バンドの1曲です。

ベーシストの松井は「ダウンピッキングの鬼」と言われた方で、正確無比なダウンピッキングは筋力トレーニングにもなりますし、手首の使い方を学ぶにも良いと思います。