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エレキベース初心者のための練習曲

ベースという楽器は「縁の下の力持ち」と言われることも多く、地味な印象を持たれがちではあります。

実際にエレキベースを手に取って、8ビートのルート弾きを繰り返し練習することに飽きてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、そんなベーシスト初心者の方でも比較的弾きやすく、同時にベースの楽しさやおもしろさを味わえる楽曲をリサーチ、時代問わず邦楽を中心に洋楽の名曲もいくつかピックアップしてみました。

バンド・アンサンブルの中でグルーブを感じながらベースを弾けば、きっとあなたのプレイヤーとしての引き出しも増えるはず。

ぜひ挑戦してみてくださいね!

エレキベース初心者のための練習曲

ROCK ME BABYTHE BAWDIES

ベースボーカルが印象的な邦楽ロックバンド、THE BAWDIESです。

最初から英語の歌を歌いながらベースを弾くのは難しいと思いますので、まずはベースだけ練習してみましょう。

ベースと歌のタイミングが合うように弾けると楽しいです。

Rock’n RollLed Zeppelin

シンプルなコード進行とキャッチーなメロディーラインで、さまざまなアーティストがカバーしている名曲ですね。

最初のドラムが若干トリッキーなので「どっから入るの?」となる初心者の方もいるかと思いますが、基本がブルース進行のコードなので、曲の流れは覚えやすいと思います。

またアドリブを入れやすいので、自分らしい演奏ができると思います。

Got The LifeKorn

Kornのフィールディのベースはかなり特殊な部類なので敷居が高いですが入ってみれば案外弾けるものでこの曲は重低音スラップですがフレーズが2パターンしかありません。

しかもリフだけなのでコードチェンジも必要ありません。

スラップの動きは両手のバランスが慣れるまでは大変ですが、スラップにしては比較的簡単です。

あとは体育会系さながらの持久力が要求されます。

また5弦ベースのローダウン必須です。

プライマル。THE YELLOW MONKEY

こちらは復活したバンド、THE YELLOW MONKEYです。

この曲は1番のAメロのベースが目立つ部分が印象的ですね。

曲全体を通してルート弾きがメインなのでキッチリとテンポをキープしたまま弾けるように注意しましょう。

星野源

ドラマ主題歌にもなったこの楽曲は、全体の雰囲気を合わせるという部分では良い練習になると思います。

ベースは最後のフレーズ以外はそれほど難しくないので、全体のニュアンスを意識して取り組んでください。

最後のフレーズはフレーズ自体は難しくはありませんが、16分音符が入ってくるので慣れるまでしっかり練習しましょう。

Enter SandmanMETTALICA

「スラッシュ四天王」の1つ、メタリカの代表作。

ベースはシンプルな8ビートです。

大きなテクニックはないですが、ボトムをしっかり保つことが重要です。

弾いてみると雰囲気を保つのが意外と難しいです。

当時のベーシスト、ジェイソン・ニューステッドは頭をグルングルンさせながら弾いていました。

一緒に練習しておけば、ライブで盛り上がりますね。